×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ある学校で落語を教えてたりするのだが
その学校から電話がかかってきた。
「今日、授業やられますか?」
病院とその学校は目と鼻の先なので、外出許可をもらい授業をする
つもりだったから、先方には病気のことは何も言っていなかった。
何も言っていないのに、どうしてご存知?と聞いてみると
「生徒さんから、入院しているそうですが授業ありますか?
と問い合わせがあった」とか。
授業へ行って聞いてみると、落語会へ行って感想を書いてはる人
のブログに書いてあったのだそうだ。
別に隠している訳でもないが、ネットというのはすごいなあ
と実感した。さ細な情報でもすぐ伝わってしまう。
そうこうしているうち、よく見に来てくれる人がお見舞いに来た。
身内以外に入院している病院の場所なんて教えてないのに
どういうことか?
ネット情報、すごいというより気持ち悪くなった。
あんまり、プライベートなことは書かずにおこう。
…って、もう十分書いているのだが…。笑
その学校から電話がかかってきた。
「今日、授業やられますか?」
病院とその学校は目と鼻の先なので、外出許可をもらい授業をする
つもりだったから、先方には病気のことは何も言っていなかった。
何も言っていないのに、どうしてご存知?と聞いてみると
「生徒さんから、入院しているそうですが授業ありますか?
と問い合わせがあった」とか。
授業へ行って聞いてみると、落語会へ行って感想を書いてはる人
のブログに書いてあったのだそうだ。
別に隠している訳でもないが、ネットというのはすごいなあ
と実感した。さ細な情報でもすぐ伝わってしまう。
そうこうしているうち、よく見に来てくれる人がお見舞いに来た。
身内以外に入院している病院の場所なんて教えてないのに
どういうことか?
ネット情報、すごいというより気持ち悪くなった。
あんまり、プライベートなことは書かずにおこう。
…って、もう十分書いているのだが…。笑
PR
6月23日。どうしても行かねばならない仕事があったので
外出届けを出して出かけた。(この頃には外出が許されていた。)
やはり喋ると声が出にくい。それでも何とかこなして帰って来たが、
もうヘトヘトで倒れ込むようにベットへ。
6月24日。血液検査の結果、GOTが1661から163に劇的に下がった。
恐るべしステロイド。
先生曰く、これはステロイドの効き目だけやないように思う。
薬も効いて、その相乗効果でこれだけ下がったのでしょう。
25日に退院してもらって、27日からのブラジルは行ってもらって大丈夫です。
と許可が降りた!
外出届けを出して出かけた。(この頃には外出が許されていた。)
やはり喋ると声が出にくい。それでも何とかこなして帰って来たが、
もうヘトヘトで倒れ込むようにベットへ。
6月24日。血液検査の結果、GOTが1661から163に劇的に下がった。
恐るべしステロイド。
先生曰く、これはステロイドの効き目だけやないように思う。
薬も効いて、その相乗効果でこれだけ下がったのでしょう。
25日に退院してもらって、27日からのブラジルは行ってもらって大丈夫です。
と許可が降りた!
病院はうめだ花月と繁昌亭のちょうど中間くらいに位置している。
その為か、先輩後輩関係なく本当に沢山の人がお見舞いに来て下さった。
一門のある先輩曰く、
君は誰が来たか来てないかを何かに付けてそうやから、早目に来た。
て、そんなもん付けてません!まあ、来てくれた人のことはよく覚えてるけど。笑
日に10人くらい来て下さる日もあった。
その度に病状を説明していたら、本当に説明がうまくなってしまった。
ただ説明するだけでは、喋ってる方もだれるので、多少は脚色したり
コメントを入れたりしているうちに、すっかりひとネタ分の「お話」
になてしまった。
笑福亭たま君曰く「お兄さん、すっかりネタ繰れて(こなれて)ますね〜」
皆さん、帰るときには「すごく元気で安心したわ〜」とおっしゃってたのだが
実は、一人になると喋り疲れて、結構ぐったりしていたのである。
この頃には黄疸を示すピリルビン値は15になり(標準は1まで)
頭の先からつま先までもうまっ黄、黄であった。
その為か、先輩後輩関係なく本当に沢山の人がお見舞いに来て下さった。
一門のある先輩曰く、
君は誰が来たか来てないかを何かに付けてそうやから、早目に来た。
て、そんなもん付けてません!まあ、来てくれた人のことはよく覚えてるけど。笑
日に10人くらい来て下さる日もあった。
その度に病状を説明していたら、本当に説明がうまくなってしまった。
ただ説明するだけでは、喋ってる方もだれるので、多少は脚色したり
コメントを入れたりしているうちに、すっかりひとネタ分の「お話」
になてしまった。
笑福亭たま君曰く「お兄さん、すっかりネタ繰れて(こなれて)ますね〜」
皆さん、帰るときには「すごく元気で安心したわ〜」とおっしゃってたのだが
実は、一人になると喋り疲れて、結構ぐったりしていたのである。
この頃には黄疸を示すピリルビン値は15になり(標準は1まで)
頭の先からつま先までもうまっ黄、黄であった。
6月14日。血液検査の結果GOTもGPTも800ずつ減っている。
ああ、治って来たのかと思うがさにあらず、
早くも慢性化に向けてウィルスが動いているとのこと。
要注意であるが、どうすることも出来ない。
ここは抗体の出来るのをじっと待つしかないのだ。
6月18日。様態よくならず。抗体できず。
ここまで待って抗体ができないなら仕方がない。
薬を飲み始めようという決断が下る。
後で、マコちゃんから聞いた話。
抗体が出来るか出来ないかの境目は35才だそうである。
先生も、ひょっとして…と思て待ってはったんやろう。
悲しいかな、35才の体でなかったということだった…。
6月19日。今投与されている薬について説明を受ける。
この薬、日本で認可されたのはここ何年かのことで、
だいたいは慢性肝炎の人の為の薬なのだが、
急性肝炎の人に用いるのはこの病院ではあなたで3人目だとのこと。
日本でも臨床例が少なく、よってどれくらいで効いてきて
どの位の期間投与を続けたらいいのかがイマイチはっきり分からないらしい。
ただ解かっているのは薬の効き始めが遅いということだそうで、
この病院でいえば、最初に飲んだ人は効き始めまで一週間、次の人は3日だそうで
あなたもそのくらいで効き始めるでしょうとのこと。
効き始めれば、以前飲まれていた薬の1500倍の効き目があるらしく
それはそれは劇的に数値が落ちていくそうな。
6月20日。薬は当然まだ効かないのだが、肝臓が悪化してきた。
ウィルスが大挙して攻めてきたようだ。
GOT、GPT共に入院したときの数値より上がってしまった。
それに対して劇症にならないかどうかの指標のPTという数値
は入院するときより下がってしまった。
これはやばいので、ステロイドを点滴しましょうということになった。
6月21日。今日も続いてステロイドの点滴を受ける。
この薬、体に良いものではないそうなのだが、
打てばたちまち数値が下がる。下がるのだが、一つ弊害が。
それは、薬が効いているのかどうかという判断がつかなくなるのだそうだ。
一週間以上たたないとステロイドの影響は消えないらしく、
薬がどれほどウィルスをやっつけてるのかがわからなくなる。
しかし背に腹は代えられない。
ああ、治って来たのかと思うがさにあらず、
早くも慢性化に向けてウィルスが動いているとのこと。
要注意であるが、どうすることも出来ない。
ここは抗体の出来るのをじっと待つしかないのだ。
6月18日。様態よくならず。抗体できず。
ここまで待って抗体ができないなら仕方がない。
薬を飲み始めようという決断が下る。
後で、マコちゃんから聞いた話。
抗体が出来るか出来ないかの境目は35才だそうである。
先生も、ひょっとして…と思て待ってはったんやろう。
悲しいかな、35才の体でなかったということだった…。
6月19日。今投与されている薬について説明を受ける。
この薬、日本で認可されたのはここ何年かのことで、
だいたいは慢性肝炎の人の為の薬なのだが、
急性肝炎の人に用いるのはこの病院ではあなたで3人目だとのこと。
日本でも臨床例が少なく、よってどれくらいで効いてきて
どの位の期間投与を続けたらいいのかがイマイチはっきり分からないらしい。
ただ解かっているのは薬の効き始めが遅いということだそうで、
この病院でいえば、最初に飲んだ人は効き始めまで一週間、次の人は3日だそうで
あなたもそのくらいで効き始めるでしょうとのこと。
効き始めれば、以前飲まれていた薬の1500倍の効き目があるらしく
それはそれは劇的に数値が落ちていくそうな。
6月20日。薬は当然まだ効かないのだが、肝臓が悪化してきた。
ウィルスが大挙して攻めてきたようだ。
GOT、GPT共に入院したときの数値より上がってしまった。
それに対して劇症にならないかどうかの指標のPTという数値
は入院するときより下がってしまった。
これはやばいので、ステロイドを点滴しましょうということになった。
6月21日。今日も続いてステロイドの点滴を受ける。
この薬、体に良いものではないそうなのだが、
打てばたちまち数値が下がる。下がるのだが、一つ弊害が。
それは、薬が効いているのかどうかという判断がつかなくなるのだそうだ。
一週間以上たたないとステロイドの影響は消えないらしく、
薬がどれほどウィルスをやっつけてるのかがわからなくなる。
しかし背に腹は代えられない。
今回は偶然とはいえ、考えようによってはラッキーだった。
まず、このタイプの急性肝炎は自覚症状がほとんどなく
風邪かな?と思っているうちにすぐにウィルスが潜んでしまい
一見治ったように思って、そのままほったらかしにして
慢性肝炎に陥る場合が多いそうである。
急性肝炎の状態で発見されたこと自体ラッキーであった。
急性の場合はこの時期にウィルスを叩いてしまえば完治してしまうからである。
尿が妙に黄色かったのが症状といえば症状であるが、
特にしんどかったわけでもなかったし、
皆に言わせれば、ビタミン剤を飲んだら、尿が黄色くなることが
よくあるので、気がつかない場合もある、とのことである。
しかも、僕の場合、抗体の出来具合から言って、感染したのが極最近で
すごく早くに病院に来た部類に入るそうである。
言わば、早期発見であった。
もうひとつラッキーだったのは、大きな病院へ行ったことである。
近所のいつも行くSクリニックはどんな症状で行ってもまず点滴を打たれる。
この間、いつも行く散髪屋さんで聞いたのだが、
そこのお兄さん、カット中にハサミで手を切ったので
そのクリニックに行くと、点滴を打たれたそうである…。笑
小噺に「葛根湯医者」というのがある。
「先生、お腹の具合が悪いのですが」
「それはいけませんなぁ、カッコントウを出しましょう」
「あの、頭が痛いのですが」
「そうですか、ではカッコントウを」
「歯が痛いのですが」
「はい、カッコントウを。…あ、そちらは?」
「いや、私、この人の付き添いで」
「それは御退屈でしょう。カッコントウを…」
まさにSクリニックは「点滴医者」である。
まあ、僕の症状を訴えた場合、点滴を打ったあげくに
たいがいは風邪薬をくれて終わりである。
もし、肝臓の数値がそんな状況で負担のかかる風邪薬なんか飲めば
(薬というのは肝臓に負担がかかるそうである。
おしどりマコちゃん曰く、風邪薬を大量に飲んでわざと肝臓に負担をかけて
劇症肝炎になるという自殺法もあるとか)
たちまち劇症肝炎に陥っただろう。
8400円取られても大きめの病院へ行ったことは大正解だった。
マコ嬢のアドバイスには大感謝である。
まず、このタイプの急性肝炎は自覚症状がほとんどなく
風邪かな?と思っているうちにすぐにウィルスが潜んでしまい
一見治ったように思って、そのままほったらかしにして
慢性肝炎に陥る場合が多いそうである。
急性肝炎の状態で発見されたこと自体ラッキーであった。
急性の場合はこの時期にウィルスを叩いてしまえば完治してしまうからである。
尿が妙に黄色かったのが症状といえば症状であるが、
特にしんどかったわけでもなかったし、
皆に言わせれば、ビタミン剤を飲んだら、尿が黄色くなることが
よくあるので、気がつかない場合もある、とのことである。
しかも、僕の場合、抗体の出来具合から言って、感染したのが極最近で
すごく早くに病院に来た部類に入るそうである。
言わば、早期発見であった。
もうひとつラッキーだったのは、大きな病院へ行ったことである。
近所のいつも行くSクリニックはどんな症状で行ってもまず点滴を打たれる。
この間、いつも行く散髪屋さんで聞いたのだが、
そこのお兄さん、カット中にハサミで手を切ったので
そのクリニックに行くと、点滴を打たれたそうである…。笑
小噺に「葛根湯医者」というのがある。
「先生、お腹の具合が悪いのですが」
「それはいけませんなぁ、カッコントウを出しましょう」
「あの、頭が痛いのですが」
「そうですか、ではカッコントウを」
「歯が痛いのですが」
「はい、カッコントウを。…あ、そちらは?」
「いや、私、この人の付き添いで」
「それは御退屈でしょう。カッコントウを…」
まさにSクリニックは「点滴医者」である。
まあ、僕の症状を訴えた場合、点滴を打ったあげくに
たいがいは風邪薬をくれて終わりである。
もし、肝臓の数値がそんな状況で負担のかかる風邪薬なんか飲めば
(薬というのは肝臓に負担がかかるそうである。
おしどりマコちゃん曰く、風邪薬を大量に飲んでわざと肝臓に負担をかけて
劇症肝炎になるという自殺法もあるとか)
たちまち劇症肝炎に陥っただろう。
8400円取られても大きめの病院へ行ったことは大正解だった。
マコ嬢のアドバイスには大感謝である。