シンガポールにて（２）

寒い国と暑い国を行ったり来たりしてたからか
シンガポールについてから調子が悪くなった。

思うに、日本から暑い国に行っても
数日はまだ芯の部分が冷えているような気がする。
表面だけ暑いからといって、そんな状況で
冷房を入れすぎたり
あんまり冷たいものをガブガブ飲むと
途端に調子が悪くなる。

この国の特徴は、ちょっといい所に行くと
冷房が効きすぎてること。

「寒い」っていう感覚が贅沢なんだろうが
サービスし過ぎ。
いっつもこの国に来たらそう思う。

ということで、チャイニーズニューイヤーカウントダウンの瞬間も
部屋で寝ていた。
年が明けたのを知らせるのか、盛大な花火の音で目が覚めて
せっかくだからと夜中過ぎ、モゾモゾと起き出して
町へ繰り出す。

２／１３夜半の状況。


ヒンドゥー教寺院の表示。
「ルナール」って「月の」っていう感じ？
太陰歴の正月ってことなのだ。



正月の飾り物屋。夜中なのにすごい活気。
何かと赤い。


正月には門門に植物を置くようだ。
さしづめ、日本で言うたら、しめ縄、門松？


大きな建物の前にはキンカンの木？が置かれている。
こないだの笑子ちゃんパーティーでは
ケイタがキンカン気に入って食べてたなあ…。


あるお店に入ったら、「お年玉」をもらった。
みかんが「景物」らしい。


「お年玉」その２。宝くじが入ってた。
本当はお金を入れるみたい。
日本でもこんなのよくある。


大きな道路は電飾されて、しょぼいルミナリエみたいな感じ。


通りは人で人で、動けない。
これで、夜中１時前。
この日は終日電車バスがあるらしい。
ここらも日本と同じ。


４時くらいになってやっと人影もまばらに。
シンガポールはゴミひとつ落ちていない町なんて、全然嘘。
特にチャイナタウンは普段でもゴミだらけ。


部屋に帰ったら、テーブルにお年玉が。
中身は１０セント。日本円で７円くらい？
日本でいう「ご縁がありますように」みたいな感じ？

２／１４、１５、１６はチャイナタウンはほとんどの店が休業。
部屋にあったカレンダーをみたら、この３日間は祝日らしい。
３日も続けて祝日になるのは、この旧正月だけみたいだから、
華僑にとって、旧正月というのはいかに大事なイベントなのか
というのがよく分かる。