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7月7日
最後の舞台、サンパウロ老人倶楽部での公演。
今までのブラジル時間とは違い、1時間前から座ってる人がいるのは
日本の老人会さながらだ。老人といってもみな若々しく
普通の繁昌亭の客層って感じ。
そしてみなさんはじけるように、口開けて笑うの待ってるように
ドカン!ドカン!と笑いが返って来る。
今日はウチの部屋へ泊まった恩田えりちゃんも手伝ってくれてるので
鶴笑くんの紙切りも三味線入りだ。阪野さんが鐘とデンデン太鼓で器用に合わす。
次に私が「寿限無」、鶴笑くんがパペット落語「エコ侍」と
イリスちゃんのためにサイレントコメディ「芋虫くん」、
あやめ「音曲漫談」。なんとストトン節は客席も合唱!
こっちで一時期流行ったらしい。
その後、かっぽれ踊ってエンディングは玉すだれとフルコース。
ああ、やったやったって感じ。ありがとう!
エンディング!(写真はクリチバの時のもの)
お茶子は私よ!座布団1返し100円なの~
最後の舞台、サンパウロ老人倶楽部での公演。
今までのブラジル時間とは違い、1時間前から座ってる人がいるのは
日本の老人会さながらだ。老人といってもみな若々しく
普通の繁昌亭の客層って感じ。
そしてみなさんはじけるように、口開けて笑うの待ってるように
ドカン!ドカン!と笑いが返って来る。
今日はウチの部屋へ泊まった恩田えりちゃんも手伝ってくれてるので
鶴笑くんの紙切りも三味線入りだ。阪野さんが鐘とデンデン太鼓で器用に合わす。
次に私が「寿限無」、鶴笑くんがパペット落語「エコ侍」と
イリスちゃんのためにサイレントコメディ「芋虫くん」、
あやめ「音曲漫談」。なんとストトン節は客席も合唱!
こっちで一時期流行ったらしい。
その後、かっぽれ踊ってエンディングは玉すだれとフルコース。
ああ、やったやったって感じ。ありがとう!
エンディング!(写真はクリチバの時のもの)
お茶子は私よ!座布団1返し100円なの~
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7月6日
最終地点のサンパウロへ到着。ここはいわば東京。
今回のブラジル公演は今まで日本人が住んでるのに日本の芸能があまり
来たことないところを回ってほしいとパラナ州より依頼が来たので
東京に着いたが素通りして山梨、長野、富山、などで公演をやったようなものだ。
そして最後に飛行機乗るのにどうせ東京へ戻るならここでも
一つやらしてもらおか、的にサンパウロへ。
昼ごろついてこの日は移動だけなので、荷物を置いて宿の近くの
アラブ料理の店で腹ごしらえして東洋人街リベルダージへ。
丁度東洋フェスで駅前には屋台が並び、天ぷら、串かつ、お好み焼き、
たこ焼きまで並んでいた。しかし前日まで「たこ焼き食べた~い」と
叫んでたなごみが見ても「やっぱり…いいわ」というほどまずそうだ。
今までお土産をぜんぜん買えなかったので入り口が真っ赤な鳥居、
両側には提灯型の街灯という商店街を歩く。
面白いものが見つかりそうな怪しさはある。けどどの店も置いてるものは
南京町や中華街にあるような中国雑貨ばかりなのだ。
日本製があると思ったら博多人形、金色の布袋さん、一番と書いたTシャツ、
なぜかレトロなカキ氷機や巨大なガス釜などで、私らが買うようなのがない。
もっと笑えるようなブラジル土産、例えばブラジル饅頭(珈琲あん)とか
コーヒー豆が股間にプリントされてるパンツとか、リオのカーニバルで
バストトップに着けてるラメ飾り、サンバの服着たバービーちゃん、
なんかを求めてるんやけどないない。けどまぁ海賊版で「氷川きよしコンサート」
のDVDなんかが売られてる街を楽しむ。
夜はブラジル料理総括!と言う感じのレストランへ。
高級イタリアンといった感じのこの店もやはりワンプレートで食べ放題。
しかし並んでる料理の数が違う。今まで出会わなかった豚1頭各部位と
豆を煮込んだフィジョアーダもある。今回のガイド役の松谷さんも
寿限無や玉すだれの口上ををポルトガル語に訳してくれた
ダイアンの友達クリスも絶対食べて、と言ってたのでさっそく皿へ。
こっちのご飯は細長くパラパラやが、こういった煮物を掛けると
ちょうどいい。濃い赤ワイン色の煮込みは以外と癖がなく美味しい。
ここには裏千家ブラジル支部の林宗慶・宗円ご夫妻、
鶴笑くんがストリートチルドレン芸術祭の出品作から
たまたま選んだリオに住むイリスちゃんとお母さんと先生、
松谷さんの元部下にあたるJICAの坂口さん、同じ時期に
一人でブラジルを旅してた東京のお囃子さん恩田えりちゃんと
同じ地球にいてもまぁ出会うことなかったやろ、と思うような顔ぶれが
一同に会してなごやかにご飯を食べた。
終わって最後の夜なので一番広い私の部屋でマンゴーパーティー。
こっちは日本で何千円もするようなマンゴーが1つ300円ぐらいなので
クリチバの朝市で買ってあったのだ。
みんなで手も口もベタベタにしてむしゃぶりつく。贅沢だ。
東洋人街のウインドウはどこまでも悪趣味!
鶴笑くんとイリスちゃん。ストリートチルドレンには見えない。
最終地点のサンパウロへ到着。ここはいわば東京。
今回のブラジル公演は今まで日本人が住んでるのに日本の芸能があまり
来たことないところを回ってほしいとパラナ州より依頼が来たので
東京に着いたが素通りして山梨、長野、富山、などで公演をやったようなものだ。
そして最後に飛行機乗るのにどうせ東京へ戻るならここでも
一つやらしてもらおか、的にサンパウロへ。
昼ごろついてこの日は移動だけなので、荷物を置いて宿の近くの
アラブ料理の店で腹ごしらえして東洋人街リベルダージへ。
丁度東洋フェスで駅前には屋台が並び、天ぷら、串かつ、お好み焼き、
たこ焼きまで並んでいた。しかし前日まで「たこ焼き食べた~い」と
叫んでたなごみが見ても「やっぱり…いいわ」というほどまずそうだ。
今までお土産をぜんぜん買えなかったので入り口が真っ赤な鳥居、
両側には提灯型の街灯という商店街を歩く。
面白いものが見つかりそうな怪しさはある。けどどの店も置いてるものは
南京町や中華街にあるような中国雑貨ばかりなのだ。
日本製があると思ったら博多人形、金色の布袋さん、一番と書いたTシャツ、
なぜかレトロなカキ氷機や巨大なガス釜などで、私らが買うようなのがない。
もっと笑えるようなブラジル土産、例えばブラジル饅頭(珈琲あん)とか
コーヒー豆が股間にプリントされてるパンツとか、リオのカーニバルで
バストトップに着けてるラメ飾り、サンバの服着たバービーちゃん、
なんかを求めてるんやけどないない。けどまぁ海賊版で「氷川きよしコンサート」
のDVDなんかが売られてる街を楽しむ。
夜はブラジル料理総括!と言う感じのレストランへ。
高級イタリアンといった感じのこの店もやはりワンプレートで食べ放題。
しかし並んでる料理の数が違う。今まで出会わなかった豚1頭各部位と
豆を煮込んだフィジョアーダもある。今回のガイド役の松谷さんも
寿限無や玉すだれの口上ををポルトガル語に訳してくれた
ダイアンの友達クリスも絶対食べて、と言ってたのでさっそく皿へ。
こっちのご飯は細長くパラパラやが、こういった煮物を掛けると
ちょうどいい。濃い赤ワイン色の煮込みは以外と癖がなく美味しい。
ここには裏千家ブラジル支部の林宗慶・宗円ご夫妻、
鶴笑くんがストリートチルドレン芸術祭の出品作から
たまたま選んだリオに住むイリスちゃんとお母さんと先生、
松谷さんの元部下にあたるJICAの坂口さん、同じ時期に
一人でブラジルを旅してた東京のお囃子さん恩田えりちゃんと
同じ地球にいてもまぁ出会うことなかったやろ、と思うような顔ぶれが
一同に会してなごやかにご飯を食べた。
終わって最後の夜なので一番広い私の部屋でマンゴーパーティー。
こっちは日本で何千円もするようなマンゴーが1つ300円ぐらいなので
クリチバの朝市で買ってあったのだ。
みんなで手も口もベタベタにしてむしゃぶりつく。贅沢だ。
東洋人街のウインドウはどこまでも悪趣味!
鶴笑くんとイリスちゃん。ストリートチルドレンには見えない。
7月5日
朝10時よりクリチバ日系文化協会ホールにて公演。よく笑ってくれるがお客さんの中に日本語わからなさそうな人が数人見受けられたので「寿限無」をポルトガル語混じりでやってみると、日本人にもその方がうけた。変な発音で聞き慣れた言葉を言うのが可笑しいのだろう。
今回、初回以外は全部寿限無をやって、このネタの持つ力を知った。1・長い名前というのさえ伝われば言葉がわからんでもある程度笑う。2・昔っからあるネタなので小さい頃聞いた、覚えたという人も多い。3・日本人はかなりの%で朝ドラ見てるので「ちりとてちん」に出てきた噺は喜ばれる。
というわけで寿限無はすごい。
さて、この日は日本料理を食べに行きましょう、と連れてってもらったが、ブラジルはとにかくバイキング形式が多く、乾杯が終わったら好きに取りに行く。昼の日本学校学食もそうだった。この店はクリチバに十数件ある日本料理屋でも美味しい店で確かに悪くないけど、いつもお腹はいっぱいになるのにええもん食べたわぁ~という気にならない。なぜか?と考えてわかったのは盛り付けと温度だ。一品ずつきれいな器、季節の盛り付けで出し、冷たい物は氷で冷やし、温かいものは熱々を、という感覚がないのだ。私らは日頃いかに普通に目で味わう、心遣いでもてなすという事が当たり前になってるんやろうと思った。
寿限無もご飯も、日本を離れるとすごさがわかるもんやね…
クリチバの日本庭園にはなんと金閣寺があった
ここでお茶会や茶道の教室が開かれてるそうな
朝10時よりクリチバ日系文化協会ホールにて公演。よく笑ってくれるがお客さんの中に日本語わからなさそうな人が数人見受けられたので「寿限無」をポルトガル語混じりでやってみると、日本人にもその方がうけた。変な発音で聞き慣れた言葉を言うのが可笑しいのだろう。
今回、初回以外は全部寿限無をやって、このネタの持つ力を知った。1・長い名前というのさえ伝われば言葉がわからんでもある程度笑う。2・昔っからあるネタなので小さい頃聞いた、覚えたという人も多い。3・日本人はかなりの%で朝ドラ見てるので「ちりとてちん」に出てきた噺は喜ばれる。
というわけで寿限無はすごい。
さて、この日は日本料理を食べに行きましょう、と連れてってもらったが、ブラジルはとにかくバイキング形式が多く、乾杯が終わったら好きに取りに行く。昼の日本学校学食もそうだった。この店はクリチバに十数件ある日本料理屋でも美味しい店で確かに悪くないけど、いつもお腹はいっぱいになるのにええもん食べたわぁ~という気にならない。なぜか?と考えてわかったのは盛り付けと温度だ。一品ずつきれいな器、季節の盛り付けで出し、冷たい物は氷で冷やし、温かいものは熱々を、という感覚がないのだ。私らは日頃いかに普通に目で味わう、心遣いでもてなすという事が当たり前になってるんやろうと思った。
寿限無もご飯も、日本を離れるとすごさがわかるもんやね…
クリチバの日本庭園にはなんと金閣寺があった
ここでお茶会や茶道の教室が開かれてるそうな
7月4日
国内線で小一時間乗りクリチバという街に来た。今までで一番都会で、街並みもヨーロッパの香りがする。出迎えて下さったのもセレブな感じの奥様2人だ。
空港から移動中に車の窓から、全身を銀色に塗り銅像に扮したパフォーマーを見つけた。鶴笑くんがロンドンにいた時、こういう芸人たちと一緒に並んでサムライの姿で立ってたので「懐かしいなぁ~」と言いかけると奥様が「最近こういうの増えてますね~ま、乞食みたいなもんですけどね」とのお言葉!我が団長はいきなり乞食芸人に。私ゃ涙が出るほど笑った。
着いてすぐ日本総領事館へ表敬訪問。ちゃんと着物に着替えおめかしして行った。総領事は気さくなお方でコーヒーを飲みながらしばし歓談。
会場下見した後、夜はイタリア移民が作った街並みへ。石畳の道路の両側にイタリアンを中心としたリストランテが100件ぐらい並んでるというところ。一軒一軒が大きく、庭があるお城のような建物も。一度に6000人が食べられるという規模の店もある。その中から奥様方ご贔屓のベリーザという店へ。ここもお城のような店で、中では茹でた各種パスタと色んな具材とソースが並んでて、その場で好きな組み合わせでmyパスタをすぐ作ってもらえるコーナーがあり楽しい。量も調節できるし、なごみは2回もおかわりに行っていた。デザートもハウスワインも美味しかった!意外なブラジルだ
総領事と
乞食芸人?
イタリアンレストランにて
国内線で小一時間乗りクリチバという街に来た。今までで一番都会で、街並みもヨーロッパの香りがする。出迎えて下さったのもセレブな感じの奥様2人だ。
空港から移動中に車の窓から、全身を銀色に塗り銅像に扮したパフォーマーを見つけた。鶴笑くんがロンドンにいた時、こういう芸人たちと一緒に並んでサムライの姿で立ってたので「懐かしいなぁ~」と言いかけると奥様が「最近こういうの増えてますね~ま、乞食みたいなもんですけどね」とのお言葉!我が団長はいきなり乞食芸人に。私ゃ涙が出るほど笑った。
着いてすぐ日本総領事館へ表敬訪問。ちゃんと着物に着替えおめかしして行った。総領事は気さくなお方でコーヒーを飲みながらしばし歓談。
会場下見した後、夜はイタリア移民が作った街並みへ。石畳の道路の両側にイタリアンを中心としたリストランテが100件ぐらい並んでるというところ。一軒一軒が大きく、庭があるお城のような建物も。一度に6000人が食べられるという規模の店もある。その中から奥様方ご贔屓のベリーザという店へ。ここもお城のような店で、中では茹でた各種パスタと色んな具材とソースが並んでて、その場で好きな組み合わせでmyパスタをすぐ作ってもらえるコーナーがあり楽しい。量も調節できるし、なごみは2回もおかわりに行っていた。デザートもハウスワインも美味しかった!意外なブラジルだ
総領事と
乞食芸人?
イタリアンレストランにて
7月3日
朝10時よりウムアラマ日本人会公演。今日から新メニュー「踊り」始めました。今回、染雀くんが来れなくなったのでムリやわなぁ、と思いながらも一応立ち回り用の傘、刀、着物を持って来たし、せっかく「かっぽれ」吹き込んでもらったし使おか?という事になり、スタッフ兼マジシャンの坂野さんとカメラマン兼笛吹きのチカコさんがけんかかっぽれ、私と鶴笑くんが立ち回りで、最後刀で切り付ける役でなごみまで出す事になり、前日ホテルのプールサイドで猛特訓した。鶴笑くんは2、3回やったらもう覚えたけど問題はけんか組。晩ご飯の後もウチの部屋で何度もやり、当日も会場早入りして合わせた。結果、いくつか手が抜けたり曲に遅れたりはしたが、妙な夫婦喧嘩のようでそれなりに見えていた。明日は総踊りもやるか?
終わって車で4時間かけてはじめの街ロンドリーナへ移動。最初にご馳走して下さったおじいちゃん達がホテルで出迎えてくれ、日本料理の店へ連れてってくれたが、出てきたのは酢豚、八宝菜、魚のあんかけ、焼そば、焼き飯と前に連れてってくれた台湾料理の店とまったく同じものが出てきたのには笑った。特に焼そばは日本料理として浸透しているらしい。私らが思う焼そばとは似て非なるものやけれど…
朝10時よりウムアラマ日本人会公演。今日から新メニュー「踊り」始めました。今回、染雀くんが来れなくなったのでムリやわなぁ、と思いながらも一応立ち回り用の傘、刀、着物を持って来たし、せっかく「かっぽれ」吹き込んでもらったし使おか?という事になり、スタッフ兼マジシャンの坂野さんとカメラマン兼笛吹きのチカコさんがけんかかっぽれ、私と鶴笑くんが立ち回りで、最後刀で切り付ける役でなごみまで出す事になり、前日ホテルのプールサイドで猛特訓した。鶴笑くんは2、3回やったらもう覚えたけど問題はけんか組。晩ご飯の後もウチの部屋で何度もやり、当日も会場早入りして合わせた。結果、いくつか手が抜けたり曲に遅れたりはしたが、妙な夫婦喧嘩のようでそれなりに見えていた。明日は総踊りもやるか?
終わって車で4時間かけてはじめの街ロンドリーナへ移動。最初にご馳走して下さったおじいちゃん達がホテルで出迎えてくれ、日本料理の店へ連れてってくれたが、出てきたのは酢豚、八宝菜、魚のあんかけ、焼そば、焼き飯と前に連れてってくれた台湾料理の店とまったく同じものが出てきたのには笑った。特に焼そばは日本料理として浸透しているらしい。私らが思う焼そばとは似て非なるものやけれど…