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8/14
毎日チラシを配っていて、よく言われるのは
「ところでこのショー見るのにいくらかかるの?」
…よく見ると、チラシに料金が記されていない。
どう考えても、値段の分からないショーには行きにくいだろう。
ぼったくりの可能性もあるし…
ということで、この不備を埋めるべく朝8時の朝食が終わると
みんなでチラシに料金を書くことになった。
こんな感じで
料金は平日は7、5ポンド、老人、子供、身体障害者の割引料金が6、5ポンドで
表記は£7.5(6.5)となる。
これを毎日6〜700枚手分けして書く。これが結構面倒くさい。
と、なごみが、私も書くという。
数字をちゃんと書き出したばかりなのに£なんて書けないよ、
と言いながら試しに書いてもらうと
これが、手本通りにちゃんと書くのだ。
恐らく、絵を描いている感覚で真似しているのだろう。
ちゃんと書けるのもすごいが、
「私も一座の一人なのだから、協力したい」という気概もすごい。
私も書けるのよ〜
でも仕事終わったらDSするの。(左の黒い物体)
で、内職が終わると、準備をして出発となる。
しかし、今回のツアーはよく歩く。会場まで2キロ。
会場で支度をして、チラシをまきに行くhigh streetという通りまで往復1キロ。
high streetをチラシをまきながら往復したら1キロ。
これを何往復もする。下手したら、一番歩いているときは
日に10キロは下らないだろう。
そしてエジンバラという町はとにかく坂が多い。
しかも急勾配の坂ばかりだ。
そこを大人はせっせと歩く。そして子供もせっせと歩く。
5歳児の足で10キロなんて、現代人には考えられない距離だ。
さすがに会場までの往復はかなりぼやきもって歩くが、
チラシまきのときは決してぼやかない。
このチラシが我々の公演の生命線だということをよく理解しているのだ。
恐るべき5歳児!
「しんどいけど、このチラシをたくさん配ったら
たくさんお客さんが来てくれるでしょ?だから、頑張ってまこうね。」
「うん、わかった。」
「なごみが渡したら、通ってる人みんな笑って受け取ってくれるから
なごみも嬉しいでしょ?」
「うん、うれしいけど…舞台でおチャコして拍手もらう方が
楽でええねんけどなあ…」
…真理である。
芸人のズボラな本質をもちゃんと理解している…。
ということで、今日はバスに乗って出かけることにした。
バス料金も結構するのだ。
大人が1.1ポンド、子供は0、7ポンド。5人でしめて5、1ポンド。
今1ポンド230円くらいだから、結構いい値段でしょ?
タクシーで行けばドアトウドアで5ポンドだが、気にしない気にしない。
生活費が目減りするので、この分は自腹で。
イギリスの2階建てバスは実に気持ちがいい。
2階からの景色は抜群である。
ゴキゲンカンパニー
スコットランドのバスは座席もタータンチェック
今日は割りに天気もいい。
明日の楽日に向けてラストスパートだ。
チラシがまだけっこう余っている。何とかはけさすには
もっと我々の存在をアピールしなければいけない
と、姉キンは白塗りで出動。
といってもちゃちゃっと化粧せねばならないので
白いパンケーキをささっと塗る簡易化粧。
僕はこの化粧法をあんまり気に入っていない。
…だって、ヒゲがちゃんと隠れないんだもの。
と主張するが、回りに言わせれば、一人こだわっているだけで、
おしろいを塗る化粧とさほどの変りを感じないらしい…。
いつものようにしばらく配って昼食。
今日もお気に入りの「楽屋」で。
午後の部も配り終えて、5時から舞台。
ちょっと慣れてきた気のゆるみか、英語が出てこない。
最後まで気を緩めずに勤めなければ。
今日の夕食はテイクアウトのケバブ。中東のハンバーガーのようなものだが
僕はラムのケバブをチリソースで。
帰って例の集会場でささっと食べて、
あやめさんと僕は、夜のショーを見に街へ繰り出す。
舞台の参考にしようとのドラッグクイーンショー。
外国でドラッグショーを見るのは初めてなので、
ちょっと楽しみである。
うまくチケットも取れて、スムーズにタクシーを拾って開演少し前に劇場へ。
劇場は300人くらいの大きなところで、
客は半分くらい入っていただろうか?
我々のようなドラッグフリークのような人は少なく
年齢層も高めなお上りさんの客がほとんどだった。
内容は1978年の映画「グリース」をもじったもので
ジョントラボルタとオリヴィアニュートンジョン主演の
これが
こうなる(笑)
このグリースという映画、あやめさんは中学のときにはまって、
家庭用ビデオもまだ普及してなかった時代、ツタヤもなかった時代に
8回も見たそうである。
もちろん映画館に通って。
中学のときの記憶はすごい。
台詞から、中で歌われるナンバー
(この映画、元はミュージカルだそうだ)
から踊りの振りまで、すべて記憶しているそうで
事細かに解説してくれたので、
言葉がわからなくても十分楽しめた。
ちょっと遠いがこんな雰囲気の舞台
チラシによるとこのカンパニー、去年は
「サウンドオブミュージック」のパロディーをやっていたらしく
これが
これに化けていた?
…恐ろしきドラッグショーである。
ショーが終わったのが11時半。
会場はまだまだあちこちで盛り上がっており
随分後ろ髪も引かれたのだが、
明日の千秋楽も控えていることだしと宿舎へ戻る事にした。
PLEASANCEという会場の夜景
ここはシアターコンプレックスでいくつもの会場があって
模擬店風のバーもあり、遅くまで賑わっている
こんな会場が町中至る所にある
8月のエジンバラは眠らない
毎日チラシを配っていて、よく言われるのは
「ところでこのショー見るのにいくらかかるの?」
…よく見ると、チラシに料金が記されていない。
どう考えても、値段の分からないショーには行きにくいだろう。
ぼったくりの可能性もあるし…
ということで、この不備を埋めるべく朝8時の朝食が終わると
みんなでチラシに料金を書くことになった。
こんな感じで
料金は平日は7、5ポンド、老人、子供、身体障害者の割引料金が6、5ポンドで
表記は£7.5(6.5)となる。
これを毎日6〜700枚手分けして書く。これが結構面倒くさい。
と、なごみが、私も書くという。
数字をちゃんと書き出したばかりなのに£なんて書けないよ、
と言いながら試しに書いてもらうと
これが、手本通りにちゃんと書くのだ。
恐らく、絵を描いている感覚で真似しているのだろう。
ちゃんと書けるのもすごいが、
「私も一座の一人なのだから、協力したい」という気概もすごい。
私も書けるのよ〜
でも仕事終わったらDSするの。(左の黒い物体)
で、内職が終わると、準備をして出発となる。
しかし、今回のツアーはよく歩く。会場まで2キロ。
会場で支度をして、チラシをまきに行くhigh streetという通りまで往復1キロ。
high streetをチラシをまきながら往復したら1キロ。
これを何往復もする。下手したら、一番歩いているときは
日に10キロは下らないだろう。
そしてエジンバラという町はとにかく坂が多い。
しかも急勾配の坂ばかりだ。
そこを大人はせっせと歩く。そして子供もせっせと歩く。
5歳児の足で10キロなんて、現代人には考えられない距離だ。
さすがに会場までの往復はかなりぼやきもって歩くが、
チラシまきのときは決してぼやかない。
このチラシが我々の公演の生命線だということをよく理解しているのだ。
恐るべき5歳児!
「しんどいけど、このチラシをたくさん配ったら
たくさんお客さんが来てくれるでしょ?だから、頑張ってまこうね。」
「うん、わかった。」
「なごみが渡したら、通ってる人みんな笑って受け取ってくれるから
なごみも嬉しいでしょ?」
「うん、うれしいけど…舞台でおチャコして拍手もらう方が
楽でええねんけどなあ…」
…真理である。
芸人のズボラな本質をもちゃんと理解している…。
ということで、今日はバスに乗って出かけることにした。
バス料金も結構するのだ。
大人が1.1ポンド、子供は0、7ポンド。5人でしめて5、1ポンド。
今1ポンド230円くらいだから、結構いい値段でしょ?
タクシーで行けばドアトウドアで5ポンドだが、気にしない気にしない。
生活費が目減りするので、この分は自腹で。
イギリスの2階建てバスは実に気持ちがいい。
2階からの景色は抜群である。
ゴキゲンカンパニー
スコットランドのバスは座席もタータンチェック
今日は割りに天気もいい。
明日の楽日に向けてラストスパートだ。
チラシがまだけっこう余っている。何とかはけさすには
もっと我々の存在をアピールしなければいけない
と、姉キンは白塗りで出動。
といってもちゃちゃっと化粧せねばならないので
白いパンケーキをささっと塗る簡易化粧。
僕はこの化粧法をあんまり気に入っていない。
…だって、ヒゲがちゃんと隠れないんだもの。
と主張するが、回りに言わせれば、一人こだわっているだけで、
おしろいを塗る化粧とさほどの変りを感じないらしい…。
いつものようにしばらく配って昼食。
今日もお気に入りの「楽屋」で。
午後の部も配り終えて、5時から舞台。
ちょっと慣れてきた気のゆるみか、英語が出てこない。
最後まで気を緩めずに勤めなければ。
今日の夕食はテイクアウトのケバブ。中東のハンバーガーのようなものだが
僕はラムのケバブをチリソースで。
帰って例の集会場でささっと食べて、
あやめさんと僕は、夜のショーを見に街へ繰り出す。
舞台の参考にしようとのドラッグクイーンショー。
外国でドラッグショーを見るのは初めてなので、
ちょっと楽しみである。
うまくチケットも取れて、スムーズにタクシーを拾って開演少し前に劇場へ。
劇場は300人くらいの大きなところで、
客は半分くらい入っていただろうか?
我々のようなドラッグフリークのような人は少なく
年齢層も高めなお上りさんの客がほとんどだった。
内容は1978年の映画「グリース」をもじったもので
ジョントラボルタとオリヴィアニュートンジョン主演の
これが
こうなる(笑)
このグリースという映画、あやめさんは中学のときにはまって、
家庭用ビデオもまだ普及してなかった時代、ツタヤもなかった時代に
8回も見たそうである。
もちろん映画館に通って。
中学のときの記憶はすごい。
台詞から、中で歌われるナンバー
(この映画、元はミュージカルだそうだ)
から踊りの振りまで、すべて記憶しているそうで
事細かに解説してくれたので、
言葉がわからなくても十分楽しめた。
ちょっと遠いがこんな雰囲気の舞台
チラシによるとこのカンパニー、去年は
「サウンドオブミュージック」のパロディーをやっていたらしく
これが
これに化けていた?
…恐ろしきドラッグショーである。
ショーが終わったのが11時半。
会場はまだまだあちこちで盛り上がっており
随分後ろ髪も引かれたのだが、
明日の千秋楽も控えていることだしと宿舎へ戻る事にした。
PLEASANCEという会場の夜景
ここはシアターコンプレックスでいくつもの会場があって
模擬店風のバーもあり、遅くまで賑わっている
こんな会場が町中至る所にある
8月のエジンバラは眠らない
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