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今回の香港の印象。この国は便利だし、食べ物もおいしいし、
英語も通じるし、僕はごはごちゃしたところ嫌いじゃないので、
なかなか好きなのだが、イマイチ人間が好きになれない。
何か「フンッ!!」みたいな雰囲気なのだ。
町中でもあんまり笑ってる人を見かけない。
ヘラヘラ笑うのは格好悪いことだ、と中国人は考える、
みたいな話を聞いたことがあるが、とにかく愛想がない。
例えば、食堂で食べ物を運んでくれたとき、
こちらが「ありがとう」といっても無表情。
お金を払ってもあんまり「ありがとう」と言わない。
で、例えば町中で人にぶつかっても、「SORRY」とか言わない。
「チェッ!!」みたいな感じ。何かにつけ、にこやかさがない。
で、みんな自分勝手で、我れ先にと動く。
(ここらは大阪人と似ている)
シンガポールの中国人はもっと愛想よいと思うのだが。
(ちなみにシンガポール人はSORRYという言葉をよく使うように思う。
多民族だから、民族間の仲が悪くならないように、
とにかく他人には丁寧に接するという話を聞いたことがある。)
同じ中国人でもえらい違いである。
しかし、2回や3回来たくらいで決めつけるのはよくないので、
またリサーチに来よう。まだ食べてないものも多いし。
けど、この国に来ると、食べ物がおいしいからか
満腹中枢が麻痺してやたらおなかが空くのには閉口だ。
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13時ごろまでホテルでダラダラ。
地下鉄にのって九龍の方の繁華街に出る。
この町では、歩きながら一人で喋っている人によく出くわす。
初めは気ち○いかと思ったが、余りに多いのでよく見ると、
みんなイヤホンをして胸にピンマイクのようなものをつけている。
…どうやら携帯で喋っているようだ。
どこもかしこも歩きながら携帯で喋る。
地下鉄の中でも、電話。電車の中でも電波が届くらしい。
よく喋る。日本の車内ではみんなメールだがそれと同じくらいの数が、
車内で大きな声で喋っている。
これはこれでまた異様な風景である。
昼食は飲茶にしようと油麻地の目当ての店に行くと、
なくなっていて、そこは電気屋に変わっていた…。
仕方なく、九龍ホテルの地下の広東料理の店に行くと、
そこも西武デパートに変わっていた。
そういえば、昨日行った麺粥専家も、随分地図と違っていた。
前に香港に行ったときに買った、
2005年版の地球の歩き方を持って行ったのだが、
たった4年で随分と様子が変わってしまったようだ。
次に来るときにはガイドブック買い替えなければ。
結局、1時間半もウロウロして
3時前にやっと今日最初の食事にありつく。
香港文化センターの上にある、映月楼(セレナーデ)という店だったが、
この店なかなか当りだった。
午後も町歩き。
旺角というところは、大阪でいうたらアメ村と日本橋を一緒にした感じ。
すっごい若者。
そういえば、前にあやめさんが行ったときに
泊まったのはこの近くのホテルらしい。
女人街というところも歩いてみた。
ここでお姉様、巾着切りに会うて危うく命を落としかけたのね…。
途中、日本にもある、許留山というマンゴスイーツで有名な店に入る。
ここもすっごい混雑。
「マンゴコンボ」というのを頼んだら店員さん、
略して書きはるのでレシート見てちょっと照れた。笑
夕食はカニのお粥が食べたくなったので、色々探すが、
見つけられず、結局昨日行った宿の近くの麺粥専家で揚げワンタン、
昨日の野菜と共に。
こんなに食べたのに、歩いてると見つけた
牛乳プリンの店に入りたくなり、
名物プリンとレモンコーラを飲む。
日本にいたら絶対こんなに食べないのに。
香港に長居したら肥えるわぁ。早々に退散。
明日はいよいよインドネシアへ向けて出発。
前の日は敦賀落語の会で、エジンバラツアーの凱旋公演。この会のお客さんはいつもウェルカム状態なので、本当に気持ちよい。国境なき芸能団にもたくさん募金頂きありがとうございました。
で、毎度のことながら、徹夜で片付けものやら支度やらをして、
8時に空港へ。
コーヒー飲んだりして時間をつぶして、これもいつものことながら、
ギリギリに搭乗口へ。
久しぶりに、セキュリティーでひっかかってしまった。
ベルトを外さなかったからかな?と思っていたら、
ポケットで金属反応がキュルキュル鳴る。
「何か入っていますか?」
「ガムだけですけど」
「ガムの包み紙のアルミホイルが反応するのです。出して下さい。」
ガムを出したら、今度は反対側のポケットが鳴る。
「…今度はなんですか?」
「いえ、何も入ってないはずですけど…」
手を入れてみると、開けて忘れていた別のガムが出て来た…。
「またガムですか?他には何もありませんか?」
「もうありません。」
念のため検査機をと近づけるとまたキュルキュル。
「今度はなんですか??」
手を入れてみると、アルミホイルのガムの包み紙が出て来た…。
飛行機はほぼ定刻に、香港に到着。気温23度。
日本はこの日の最低気温が3度だったから、大方20度の気温差だ。
ところが香港、夜は17度くらいになるし、
先週は最高気温が17度だったらしい。
現地の人もどんな格好していいやらわからないらしく、
半袖半パンの人から、ダウンを着込んだ人まで、様々。
どんな格好をしても中途半端なのだ。
ともかくも、僕には随分暑い。
湾仔のホテルに到着後、着替えて町歩き。
昨晩は徹夜だったのに、夜遅くまで随分歩いた。
夜ご飯はエビワンタン入り麺。
サイドメニューの野菜がすごくおいしかった。
クセのない菜の花みたいなものだが、
湯がいて、熱した油をさっとかけてあるものらしい。
甘辛ミソをつけて食べる。
帰ったら作ってみよう。
8/14
毎日チラシを配っていて、よく言われるのは
「ところでこのショー見るのにいくらかかるの?」
…よく見ると、チラシに料金が記されていない。
どう考えても、値段の分からないショーには行きにくいだろう。
ぼったくりの可能性もあるし…
ということで、この不備を埋めるべく朝8時の朝食が終わると
みんなでチラシに料金を書くことになった。
こんな感じで
料金は平日は7、5ポンド、老人、子供、身体障害者の割引料金が6、5ポンドで
表記は£7.5(6.5)となる。
これを毎日6〜700枚手分けして書く。これが結構面倒くさい。
と、なごみが、私も書くという。
数字をちゃんと書き出したばかりなのに£なんて書けないよ、
と言いながら試しに書いてもらうと
これが、手本通りにちゃんと書くのだ。
恐らく、絵を描いている感覚で真似しているのだろう。
ちゃんと書けるのもすごいが、
「私も一座の一人なのだから、協力したい」という気概もすごい。
私も書けるのよ〜
でも仕事終わったらDSするの。(左の黒い物体)
で、内職が終わると、準備をして出発となる。
しかし、今回のツアーはよく歩く。会場まで2キロ。
会場で支度をして、チラシをまきに行くhigh streetという通りまで往復1キロ。
high streetをチラシをまきながら往復したら1キロ。
これを何往復もする。下手したら、一番歩いているときは
日に10キロは下らないだろう。
そしてエジンバラという町はとにかく坂が多い。
しかも急勾配の坂ばかりだ。
そこを大人はせっせと歩く。そして子供もせっせと歩く。
5歳児の足で10キロなんて、現代人には考えられない距離だ。
さすがに会場までの往復はかなりぼやきもって歩くが、
チラシまきのときは決してぼやかない。
このチラシが我々の公演の生命線だということをよく理解しているのだ。
恐るべき5歳児!
「しんどいけど、このチラシをたくさん配ったら
たくさんお客さんが来てくれるでしょ?だから、頑張ってまこうね。」
「うん、わかった。」
「なごみが渡したら、通ってる人みんな笑って受け取ってくれるから
なごみも嬉しいでしょ?」
「うん、うれしいけど…舞台でおチャコして拍手もらう方が
楽でええねんけどなあ…」
…真理である。
芸人のズボラな本質をもちゃんと理解している…。
ということで、今日はバスに乗って出かけることにした。
バス料金も結構するのだ。
大人が1.1ポンド、子供は0、7ポンド。5人でしめて5、1ポンド。
今1ポンド230円くらいだから、結構いい値段でしょ?
タクシーで行けばドアトウドアで5ポンドだが、気にしない気にしない。
生活費が目減りするので、この分は自腹で。
イギリスの2階建てバスは実に気持ちがいい。
2階からの景色は抜群である。
ゴキゲンカンパニー
スコットランドのバスは座席もタータンチェック
今日は割りに天気もいい。
明日の楽日に向けてラストスパートだ。
チラシがまだけっこう余っている。何とかはけさすには
もっと我々の存在をアピールしなければいけない
と、姉キンは白塗りで出動。
といってもちゃちゃっと化粧せねばならないので
白いパンケーキをささっと塗る簡易化粧。
僕はこの化粧法をあんまり気に入っていない。
…だって、ヒゲがちゃんと隠れないんだもの。
と主張するが、回りに言わせれば、一人こだわっているだけで、
おしろいを塗る化粧とさほどの変りを感じないらしい…。
いつものようにしばらく配って昼食。
今日もお気に入りの「楽屋」で。
午後の部も配り終えて、5時から舞台。
ちょっと慣れてきた気のゆるみか、英語が出てこない。
最後まで気を緩めずに勤めなければ。
今日の夕食はテイクアウトのケバブ。中東のハンバーガーのようなものだが
僕はラムのケバブをチリソースで。
帰って例の集会場でささっと食べて、
あやめさんと僕は、夜のショーを見に街へ繰り出す。
舞台の参考にしようとのドラッグクイーンショー。
外国でドラッグショーを見るのは初めてなので、
ちょっと楽しみである。
うまくチケットも取れて、スムーズにタクシーを拾って開演少し前に劇場へ。
劇場は300人くらいの大きなところで、
客は半分くらい入っていただろうか?
我々のようなドラッグフリークのような人は少なく
年齢層も高めなお上りさんの客がほとんどだった。
内容は1978年の映画「グリース」をもじったもので
ジョントラボルタとオリヴィアニュートンジョン主演の
これが
こうなる(笑)
このグリースという映画、あやめさんは中学のときにはまって、
家庭用ビデオもまだ普及してなかった時代、ツタヤもなかった時代に
8回も見たそうである。
もちろん映画館に通って。
中学のときの記憶はすごい。
台詞から、中で歌われるナンバー
(この映画、元はミュージカルだそうだ)
から踊りの振りまで、すべて記憶しているそうで
事細かに解説してくれたので、
言葉がわからなくても十分楽しめた。
ちょっと遠いがこんな雰囲気の舞台
チラシによるとこのカンパニー、去年は
「サウンドオブミュージック」のパロディーをやっていたらしく
これが
これに化けていた?
…恐ろしきドラッグショーである。
ショーが終わったのが11時半。
会場はまだまだあちこちで盛り上がっており
随分後ろ髪も引かれたのだが、
明日の千秋楽も控えていることだしと宿舎へ戻る事にした。
PLEASANCEという会場の夜景
ここはシアターコンプレックスでいくつもの会場があって
模擬店風のバーもあり、遅くまで賑わっている
こんな会場が町中至る所にある
8月のエジンバラは眠らない
毎日チラシを配っていて、よく言われるのは
「ところでこのショー見るのにいくらかかるの?」
…よく見ると、チラシに料金が記されていない。
どう考えても、値段の分からないショーには行きにくいだろう。
ぼったくりの可能性もあるし…
ということで、この不備を埋めるべく朝8時の朝食が終わると
みんなでチラシに料金を書くことになった。
こんな感じで
料金は平日は7、5ポンド、老人、子供、身体障害者の割引料金が6、5ポンドで
表記は£7.5(6.5)となる。
これを毎日6〜700枚手分けして書く。これが結構面倒くさい。
と、なごみが、私も書くという。
数字をちゃんと書き出したばかりなのに£なんて書けないよ、
と言いながら試しに書いてもらうと
これが、手本通りにちゃんと書くのだ。
恐らく、絵を描いている感覚で真似しているのだろう。
ちゃんと書けるのもすごいが、
「私も一座の一人なのだから、協力したい」という気概もすごい。
私も書けるのよ〜
でも仕事終わったらDSするの。(左の黒い物体)
で、内職が終わると、準備をして出発となる。
しかし、今回のツアーはよく歩く。会場まで2キロ。
会場で支度をして、チラシをまきに行くhigh streetという通りまで往復1キロ。
high streetをチラシをまきながら往復したら1キロ。
これを何往復もする。下手したら、一番歩いているときは
日に10キロは下らないだろう。
そしてエジンバラという町はとにかく坂が多い。
しかも急勾配の坂ばかりだ。
そこを大人はせっせと歩く。そして子供もせっせと歩く。
5歳児の足で10キロなんて、現代人には考えられない距離だ。
さすがに会場までの往復はかなりぼやきもって歩くが、
チラシまきのときは決してぼやかない。
このチラシが我々の公演の生命線だということをよく理解しているのだ。
恐るべき5歳児!
「しんどいけど、このチラシをたくさん配ったら
たくさんお客さんが来てくれるでしょ?だから、頑張ってまこうね。」
「うん、わかった。」
「なごみが渡したら、通ってる人みんな笑って受け取ってくれるから
なごみも嬉しいでしょ?」
「うん、うれしいけど…舞台でおチャコして拍手もらう方が
楽でええねんけどなあ…」
…真理である。
芸人のズボラな本質をもちゃんと理解している…。
ということで、今日はバスに乗って出かけることにした。
バス料金も結構するのだ。
大人が1.1ポンド、子供は0、7ポンド。5人でしめて5、1ポンド。
今1ポンド230円くらいだから、結構いい値段でしょ?
タクシーで行けばドアトウドアで5ポンドだが、気にしない気にしない。
生活費が目減りするので、この分は自腹で。
イギリスの2階建てバスは実に気持ちがいい。
2階からの景色は抜群である。
ゴキゲンカンパニー
スコットランドのバスは座席もタータンチェック
今日は割りに天気もいい。
明日の楽日に向けてラストスパートだ。
チラシがまだけっこう余っている。何とかはけさすには
もっと我々の存在をアピールしなければいけない
と、姉キンは白塗りで出動。
といってもちゃちゃっと化粧せねばならないので
白いパンケーキをささっと塗る簡易化粧。
僕はこの化粧法をあんまり気に入っていない。
…だって、ヒゲがちゃんと隠れないんだもの。
と主張するが、回りに言わせれば、一人こだわっているだけで、
おしろいを塗る化粧とさほどの変りを感じないらしい…。
いつものようにしばらく配って昼食。
今日もお気に入りの「楽屋」で。
午後の部も配り終えて、5時から舞台。
ちょっと慣れてきた気のゆるみか、英語が出てこない。
最後まで気を緩めずに勤めなければ。
今日の夕食はテイクアウトのケバブ。中東のハンバーガーのようなものだが
僕はラムのケバブをチリソースで。
帰って例の集会場でささっと食べて、
あやめさんと僕は、夜のショーを見に街へ繰り出す。
舞台の参考にしようとのドラッグクイーンショー。
外国でドラッグショーを見るのは初めてなので、
ちょっと楽しみである。
うまくチケットも取れて、スムーズにタクシーを拾って開演少し前に劇場へ。
劇場は300人くらいの大きなところで、
客は半分くらい入っていただろうか?
我々のようなドラッグフリークのような人は少なく
年齢層も高めなお上りさんの客がほとんどだった。
内容は1978年の映画「グリース」をもじったもので
ジョントラボルタとオリヴィアニュートンジョン主演の
これが
こうなる(笑)
このグリースという映画、あやめさんは中学のときにはまって、
家庭用ビデオもまだ普及してなかった時代、ツタヤもなかった時代に
8回も見たそうである。
もちろん映画館に通って。
中学のときの記憶はすごい。
台詞から、中で歌われるナンバー
(この映画、元はミュージカルだそうだ)
から踊りの振りまで、すべて記憶しているそうで
事細かに解説してくれたので、
言葉がわからなくても十分楽しめた。
ちょっと遠いがこんな雰囲気の舞台
チラシによるとこのカンパニー、去年は
「サウンドオブミュージック」のパロディーをやっていたらしく
これが
これに化けていた?
…恐ろしきドラッグショーである。
ショーが終わったのが11時半。
会場はまだまだあちこちで盛り上がっており
随分後ろ髪も引かれたのだが、
明日の千秋楽も控えていることだしと宿舎へ戻る事にした。
PLEASANCEという会場の夜景
ここはシアターコンプレックスでいくつもの会場があって
模擬店風のバーもあり、遅くまで賑わっている
こんな会場が町中至る所にある
8月のエジンバラは眠らない
8/12
公演中日。今日も降ったり止んだり。
ところで、我々の宿泊先なのだが、これが大学の寮なのである。
この時期、世界中からこの町に観光客が訪れるため、
ホテルは1年前からどこも満室、
しかも、この1ヶ月間はぐっと値段が跳ね上がる。
我々の公演会場も実はホテルのバンケットルームなので、
このホテルに泊まれれば万々歳なのだが、
この時期は1泊4万円もするのだそうだ!
ホテルは大阪で言うたら梅田の東急インみたいな感じで、
悪くはないが、高級、という程でもないのに…。
この大学寮がまた広大で、恐らく300m×500mくらいの敷地があり、
ここに、3階から5階建ての棟が10以上ある。
あちらこちらに集会場やレストラン、カフェが点在しているが、
まるで大学ひとつ分くらいあるので、全体がどうなっているのかよくわからない。
恐らく前は校舎として使っていたのを改装したのではないかという趣きの建物で、
もちろん今も学生が寮として使っているみたいだが、
空いている部屋をホテルとして解放しているのだ。
この時期、山ほど観光客がくるし、夏休みで学生も帰省してるし、
空いた部屋をホテルにして一儲けしようという匂いもするのだが、
なかなか快適なB&B(ベッド&ブレックファースト、朝食付き宿泊所)である。
(ホテルの食堂。数千人の宿泊客が朝食を取る
朝食をすませての打ち合わせ)
で、あやめさんだけはなごみとツインの部屋なので、棟が違う。
ここはレセプションからも近く、何かときれいで、予想であるが
ここはゲストのための宿泊施設として後に増設されたのだろう。
セキュリティーはすべて、部屋と共通のカードキーで行う。
部屋にはテレビがついて、館内には無線LANが飛んでいるので、
パソコンはし放題、棟内には小じゃれたカフェもある。
鶴笑、笑子、染雀の残りの3人はというと、シングルという理由で、
ずっと遠い棟である。レセプションからは300メートルは離れているだろう。
1960年に建てられたところで、趣はあるのだが、
いかにも「寮」という感じでセキュリティーも普通の鍵で管理する。
テレビもなく、無線LANもなく、パソコンを使おうと思えば、
無線の飛んでいる、「公共スペース」まで行かねばならない。
(ここもホテルの敷地内。お城風に見えているのは
宿泊棟ではないが、公共スペースとして使えるホールのひとつ)
昼からはいつものようにチラシ撒き。やっぱり音があった方がよかろうと思い、
雨の中三味線を弾いたのだが、三味線にとってはかなり無理があったようで、
恐らく、ヒイヒイ言うていたに違いない。
昼食は、町中のサンドイッチ屋さん。小さな店なのだが、
2階に屋根裏部屋のようなところがあり、ここに大きなソファーがあって、
掃除が行き届いていないので、ちょうど家のようで何だか落ち着く。
ここで、着物をきた5人が陣取っていると、上がってきた他の客は、
パフォーマーが打ち合わせに使っているのだと思い、皆気を使って、
下へ降りて行く。居心地のよいこの店を「楽屋」名付けた。
昼食後、またチラシ撒き、そして公演。姉キンネタもだんだん固まってきた。
(姉キンの舞台。今回撮影スタッフがいないので
後ろからしか撮れません。
この日は試しに立ってやりましたが
普段は座っています)
で、またところでなのだが、今回、文化庁からの援助で渡英しているので、
予算には限りがある。
前半パアパア使っていたら、予定してた生活費がかなり目減りしてきた。
まあ、足らなければ自腹で出したらエエやん〜、と言っていたが、
せっかくやから、ケチケチ生活をして、予定していた額ぴったりに抑える「がっちり買いましょう」ゲームをしようということになった。
最も値の張るディナー経費を抑えるにはどうしたらいいか?
…それはスーパーで買物をしてホテルの部屋で食べるのが一番である!
と、今日は部屋打ち上げに決定。
と、あやめさんが「うちの棟のあちこちに小集会場みたいな部屋があるねん。
キッチンがあって電子レンジがあって、大きなテーブル、冷蔵庫、
リビングにはテレビがあって、10人くらいは入れるスペースやねんけど、
あそこ借りられへんのかなあ?」と言うので聞いてみると、
何と!その棟に泊まってる人は、部屋のカードキーで24時間自由に入れて、
しかも無料なのだという!
これは、使わない手はないと入ってみると、ここが妙に落ち着く。
ビール、ワイン、チーズ、サラダ、ウインナー、温野菜とディップ、
イチゴなんかをを持ち込んで、夜中までワアワアとおおはしゃぎであった。
(手作り料理の数々
時差ボケで寝てしまったとき用の「非常食」
が余ったので、これも並べてラーメンパーティー)
(この棟にはこんな集会所が5、6室あります
今日もお疲れ様〜)
公演中日。今日も降ったり止んだり。
ところで、我々の宿泊先なのだが、これが大学の寮なのである。
この時期、世界中からこの町に観光客が訪れるため、
ホテルは1年前からどこも満室、
しかも、この1ヶ月間はぐっと値段が跳ね上がる。
我々の公演会場も実はホテルのバンケットルームなので、
このホテルに泊まれれば万々歳なのだが、
この時期は1泊4万円もするのだそうだ!
ホテルは大阪で言うたら梅田の東急インみたいな感じで、
悪くはないが、高級、という程でもないのに…。
この大学寮がまた広大で、恐らく300m×500mくらいの敷地があり、
ここに、3階から5階建ての棟が10以上ある。
あちらこちらに集会場やレストラン、カフェが点在しているが、
まるで大学ひとつ分くらいあるので、全体がどうなっているのかよくわからない。
恐らく前は校舎として使っていたのを改装したのではないかという趣きの建物で、
もちろん今も学生が寮として使っているみたいだが、
空いている部屋をホテルとして解放しているのだ。
この時期、山ほど観光客がくるし、夏休みで学生も帰省してるし、
空いた部屋をホテルにして一儲けしようという匂いもするのだが、
なかなか快適なB&B(ベッド&ブレックファースト、朝食付き宿泊所)である。
(ホテルの食堂。数千人の宿泊客が朝食を取る
朝食をすませての打ち合わせ)
で、あやめさんだけはなごみとツインの部屋なので、棟が違う。
ここはレセプションからも近く、何かときれいで、予想であるが
ここはゲストのための宿泊施設として後に増設されたのだろう。
セキュリティーはすべて、部屋と共通のカードキーで行う。
部屋にはテレビがついて、館内には無線LANが飛んでいるので、
パソコンはし放題、棟内には小じゃれたカフェもある。
鶴笑、笑子、染雀の残りの3人はというと、シングルという理由で、
ずっと遠い棟である。レセプションからは300メートルは離れているだろう。
1960年に建てられたところで、趣はあるのだが、
いかにも「寮」という感じでセキュリティーも普通の鍵で管理する。
テレビもなく、無線LANもなく、パソコンを使おうと思えば、
無線の飛んでいる、「公共スペース」まで行かねばならない。
(ここもホテルの敷地内。お城風に見えているのは
宿泊棟ではないが、公共スペースとして使えるホールのひとつ)
昼からはいつものようにチラシ撒き。やっぱり音があった方がよかろうと思い、
雨の中三味線を弾いたのだが、三味線にとってはかなり無理があったようで、
恐らく、ヒイヒイ言うていたに違いない。
昼食は、町中のサンドイッチ屋さん。小さな店なのだが、
2階に屋根裏部屋のようなところがあり、ここに大きなソファーがあって、
掃除が行き届いていないので、ちょうど家のようで何だか落ち着く。
ここで、着物をきた5人が陣取っていると、上がってきた他の客は、
パフォーマーが打ち合わせに使っているのだと思い、皆気を使って、
下へ降りて行く。居心地のよいこの店を「楽屋」名付けた。
昼食後、またチラシ撒き、そして公演。姉キンネタもだんだん固まってきた。
(姉キンの舞台。今回撮影スタッフがいないので
後ろからしか撮れません。
この日は試しに立ってやりましたが
普段は座っています)
で、またところでなのだが、今回、文化庁からの援助で渡英しているので、
予算には限りがある。
前半パアパア使っていたら、予定してた生活費がかなり目減りしてきた。
まあ、足らなければ自腹で出したらエエやん〜、と言っていたが、
せっかくやから、ケチケチ生活をして、予定していた額ぴったりに抑える「がっちり買いましょう」ゲームをしようということになった。
最も値の張るディナー経費を抑えるにはどうしたらいいか?
…それはスーパーで買物をしてホテルの部屋で食べるのが一番である!
と、今日は部屋打ち上げに決定。
と、あやめさんが「うちの棟のあちこちに小集会場みたいな部屋があるねん。
キッチンがあって電子レンジがあって、大きなテーブル、冷蔵庫、
リビングにはテレビがあって、10人くらいは入れるスペースやねんけど、
あそこ借りられへんのかなあ?」と言うので聞いてみると、
何と!その棟に泊まってる人は、部屋のカードキーで24時間自由に入れて、
しかも無料なのだという!
これは、使わない手はないと入ってみると、ここが妙に落ち着く。
ビール、ワイン、チーズ、サラダ、ウインナー、温野菜とディップ、
イチゴなんかをを持ち込んで、夜中までワアワアとおおはしゃぎであった。
(手作り料理の数々
時差ボケで寝てしまったとき用の「非常食」
が余ったので、これも並べてラーメンパーティー)
(この棟にはこんな集会所が5、6室あります
今日もお疲れ様〜)